地元の一つ上の先輩が糸満市の広報情報に掲載されているのを発見!
心肺蘇生講習会の様子ですが、AEDの設置場所について課題があると思ったので対策案を考えてみました。
喜屋武小学校で心肺蘇生講習会
今回糸満市オフィシャルサイトの「とれたていとれぽ」コーナーにて先輩が写真に写っていました。
子どもたちや地域の人たちを守るため「心肺蘇生講習会」 | 糸満市
5月15日、喜屋武小学校で学校職員と地域住民を対象にした「心肺蘇生講習会」が行われました。
同講習会は、人工呼吸法、心肺蘇生法、AEDの使用法の習得および救急車の到着までの応急手当の重要性を認識していただき、自主救護能力と救命率の向上を目的に行われています。
講習会では、倒れた人を発見し119番通報。消防隊員が到着するまで周りの人たちと協力しながら人工呼吸、心肺蘇生、AEDの使用まで行いました。
いざという時に慌てず冷静に素早く対応できるか?
そのために日頃から練習を行う必要がある訳ですが、私も過去に受講したことがあります。
職場の先輩が指導してくれたのですが、講習とは言え意外と緊張するのはやはり人命が関わっているからでしょう。
ちなみに受講内容で覚えているのは、「倒れている人に対して『大丈夫ですか?』と呼びかける際に、急に起き上がってぶつからないよう顔の位置をずらす」って部分ですね。
AED設置場所が肝
そんな心肺蘇生処置ですが設備として利用されるAEDについて、田舎の場合だと設置場所が重要だと上記記事を見て感じました。
那覇など大きな市の場合には普及も進んでおり、コンビニなどでも設置されているケースも見受けられます。
しかし糸満市や南城市など中央から遠く離れている市郡の場合(あえて田舎っては書かない!)、そんなに普及されているとは思われません。
せいぜい設置できる箇所としては人が集まる以下の場所などでしょう。
- 学校
- 公民館
- 郵便局
- 農協
- 漁協
公的な兼ね合いが強い場所に設置が多いと思われます。
ちなみに導入事例は以下でも紹介されています。
自販機とAED
元々高額なAEDを地域に設置する場合、その高額さ故に設置場所も限られてきます。
小学校や公民館に設置しても、ちょっと離れた港で使いたいってなったら手配するだけでも5分以上時間がかかっちゃう。
どうせならば必要な箇所にまんべんなく設置した方がいいと思う。
それを実現できそうなのが、以前からよく出回っている自動販売機業者のAED無償貸与のサービスですね。
ちなみに薬事法の兼ね合いもあるので、どの自動販売機業者でも良いのかは謎ですが、ここなら大丈夫そう。
自動販売機を設置し、AEDを無償で借りるという内容です。
これならば、公民館や漁港などでも設置できるんじゃないかなぁ?
ちなみにAEDの無償貸与であっても定期的なバッテリー交換とかしてくれる業者を選ぶのが大事ですよ!
使えるものは使ってみる
予算の兼ね合いもあって広く網羅しかねるAEDですが、補助金や自販機メーカーのサービスを上手に活用すれば、なんとか設置できると思います。
使えるものはなんでも使う。
たぶんこれが大事だと思う。
地域の救命活動にも役立つので、是非ガンガン制度を利用したいものですね。
以上です。
(ちなみにAEDって高い!)